Room Memo 「忙しくて整理する時間がない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、収納をラクに続けるコツは“根気”ではなく“仕組みづくり”にあります。
忙しい人ほど、毎日完璧に片付けるのは難しいもの。
でも、ちょっとしたルールを取り入れるだけで、「片付けなくても整う部屋」をつくることができます。
私自身も、仕事が忙しい時期には「週末にまとめて片付けよう」と思っても、結局散らかってしまうことがありました。
そんなときに“仕組みを変えるだけで片付けが続く”ことに気づいたんです。
この記事では、頑張らなくても片付けが続く5つの基本ルールを紹介します。
収納の考え方から日々の習慣まで、無理なく続けられる方法をわかりやすく解説します。
関連記事の「収納習慣を続けるコツ|“戻す仕組み”で散らからない部屋に」をあわせて読むと、
より効果的に“散らからない暮らし方”が身につきます。
この記事でわかること
- 収納をラクにする5つの基本ルール
- 片付けが苦手でも続く仕組みづくりの考え方
- 「頑張らなくても整う」空間のつくり方
- 散らかりにくい収納習慣のコツ
- 小さな工夫で暮らしを軽くするヒント
収納は「時間をかける」よりも「仕組みをつくる」こと。
毎日忙しくても無理せず整う、そんな“続けられる収納”を一緒に始めましょう。
収納をラクにする“5つの基本ルール”とは?
収納を頑張っても続かない――そんなときに大切なのは、「方法」ではなく「考え方」を整えることです。
散らかりにくい部屋は、意志の強さではなく仕組みによってできています。
片付けが苦手でも続けられる「仕組みの考え方」
「片付け=頑張ること」と思い込んでいませんか?
実際は、頑張らなくても続けられるように“仕組みをつくる”ほうが現実的です。
私自身も、以前は「気合いを入れて一気に片付けるタイプ」でした。
でも、忙しい日が続くとすぐ元通りに…。
そこで「出したらすぐ戻せる場所」や「モノの量を決めるルール」を作ってみたら、驚くほどラクに整うようになりました。
つまり、収納は「性格ではなく設計」で変えられるのです。
頑張らない収納が暮らしをラクにする理由
「ラク=手抜き」ではありません。
ラクに片付けられる部屋は、“戻す・使う”の動線がシンプルな空間です。
動線が短く、手間が少ない収納ほど、維持にかかるエネルギーが少なくなります。
たとえば、「3歩以内で片付けられる」範囲を意識するだけでも、片付けのハードルがぐっと下がります。
“ラク”とは、「やらなくても散らからない」ではなく、 「やるのが苦にならない仕組み」をつくること。
5つのルールで“片付けない日”も整う
この記事で紹介する5つのルールは、どれもすぐに実践できるシンプルなものばかりです。
| ルール | ポイント |
|---|---|
| ① 使う場所の近くに置く | 動線を短くして“片付けやすい位置”に配置 |
| ② 定位置を決めて誰でもわかる配置に | 戻す場所が明確なら散らかり防止に |
| ③ 入れる前にいらない物を減らす | 収納より先に“整理”をするのが鉄則 |
| ④ 詰め込みすぎない・7割収納を守る | 余白があると出し入れがスムーズに |
| ⑤ 定期的に見直す習慣をつくる | 溜め込まず、整えることを習慣化 |
この5つを意識するだけで、「片付けなきゃ」と思わない暮らしが実現します。
次章からは、それぞれのルールを具体的に解説していきます。
ルール① 「使う場所の近くに置く」
収納の基本中の基本は、「使う場所の近くに置く」こと。
片付けが面倒に感じる原因の多くは、“動線のズレ”にあります。
使う場所と収納場所が離れているだけで、取り出す・戻すの手間が増え、散らかりやすくなってしまうのです。
動線に合わせるだけで片付けやすくなる
動線とは、暮らしの中での「動きの流れ」のこと。
つまり、モノを使う→戻すまでの一連の動作がスムーズにできるかどうか、という視点です。
たとえば、
- メイク用品は「鏡の前」ではなく“朝使う場所”(リビング・洗面所など)に置く
- よく使うバッグは玄関近くに掛けておく
- 掃除道具は使う部屋ごとに“ミニセット”で分散収納する
私も以前は「決まった収納場所に戻す」ことばかり意識していましたが、
使う場所のそばに移動させただけで、驚くほど片付けがラクになりました。
“ついそのまま放置”が起きにくくなるのを実感できるはずです。
「戻す動作を1ステップ減らす」がポイント
収納がラクになるコツは、“戻すまでのハードルを下げる”こと。
引き出しを開ける、フタを外す、ケースを取り出す――こうした動作が多いほど、片付けは続きません。
たとえば、
- フタ付きボックス → フタを外してオープン収納に
- 重ねた収納 → よく使うものだけ“取り出しやすい上段”に
- 引き出し → トレイで仕切って“ワンアクション収納”に
「片付けが面倒」と感じる人ほど、動線よりも“動作”を意識してみてください。
1アクション減らすだけで、片付けの習慣化が驚くほどラクになります。
収納のゴールは「使いやすく戻しやすい」こと。 便利な場所に置くのではなく、“使う流れに合わせて置く”ことが大切です。
次章では、モノの位置を明確にして“誰でも戻せる仕組み”をつくる
ルール②「定位置を決めて、誰でもわかる配置に」を解説します。
ルール② 「定位置を決めて、誰でもわかる配置に」
収納がラクな人ほど、モノの「住所=定位置」が決まっています。
どこに何があるかが明確だと、探す・戻すの手間が減り、自然と部屋が整います。
片付けが続かない人の多くは、実は「定位置が決まっていない」ことが原因です。
見える・届く・覚えられる収納を意識
定位置を決めるときは、「見える・届く・覚えられる」の3点を意識しましょう。
- 見える:中身がわかる・ラベルがある
- 届く:使うときに無理なく手が届く
- 覚えられる:自分でも他の人でもわかる配置
たとえば、よく使う文具をデスクの引き出しにまとめるときも、 仕切りを使って種類ごとに分けたり、ラベルを貼ったりするだけで、使い勝手がぐっと良くなります。
以前の私は、「使った後、どこに戻すんだっけ?」と毎回迷っていました。
でもラベルを貼って定位置を決めてからは、家族も自然と片付けに参加するようになり、散らかりにくくなりました。
“見える仕組み”は、自分だけでなく家族にもやさしい工夫です。
また、「見せる収納」+「隠す収納」を組み合わせると、見た目もすっきり保てます。
“使ったら戻せる”仕組みが散らかり防止に
定位置を決めたら、次は「戻す習慣」を身につけること。
そのためには、“使ったら戻せる仕組み”を意識しましょう。
たとえば、
- 毎日使うアイテムはオープン収納に(出し入れを簡単に)
- 週1回しか使わない物はボックス収納に(まとめて管理)
- 季節ごとに使う物は上段や押し入れへ(出し入れの頻度に応じて配置)
使う頻度で収納場所を分けると、ムダな移動や探し物が減ります。
「片付け=行動」ではなく、「片付け=自然な流れ」と考えることが大切です。
定位置を決めることは、“迷わない暮らし”をつくること。 どこに戻せばいいか悩まないだけで、片付けのストレスは激減します。
次章では、収納を整える前に欠かせないステップ、 ルール③「入れる前に、いらないものを減らす」を紹介します。
ルール③ 「入れる前に、いらないものを減らす」
収納が苦手な人ほど、つい「とりあえず入れる」癖がつきがち。
でも、片付けの成功は“入れる前の整理”で決まります。
まずは「何を持っているのか」を把握することから始めましょう。
収納より先に“整理”をすることが成功の近道
収納とは「残すものを収める作業」であり、
整理とは「要るものと要らないものを分ける作業」。
この順番を間違えると、使わないものまで丁寧にしまうという無駄が生まれます。
収納の前に整理を済ませておけば、必要なグッズもスペースも最小限で済みます。
私も以前は、片付けようと意気込んで収納ボックスを買い足していました。
けれど、まず“中身を全部出して見直す”ようにしてからは、入れる前に減らすだけで部屋が軽くなる感覚を覚えました。
一見遠回りに見えても、結果的には一番早く整います。
「とりあえず取っておく」をやめるコツ
「いつか使うかも」と思って取っておく物の多くは、実際には使われません。
“もったいない”という気持ちは自然ですが、スペースも大切な資源です。
迷ったときは、以下の質問を自分にしてみてください。
- これを最後に使ったのはいつ?
- 同じ用途のものが他にない?
- 今の生活に本当に必要?
答えに迷うものは「仮置きBOX」へ。
1〜2か月経って使わなければ、それが“不要”のサインです。
また、「捨てる」ことが苦手なら、
フリマアプリ・リサイクル・譲るなど、手放す方法を選べる状態にしておくのも◎です。
収納の前に減らすことで、「どれを・どこに・どうしまうか」が明確になります。 片付けがラクになる人ほど、“先に整理”を習慣にしています。
整理のステップを詳しく知りたい方は、関連記事の
収納計画の前に知っておきたい「持ち物の見直し」ステップも参考にしてください。
次章では、収納スペースを快適に保つための
ルール④「詰め込みすぎない・7割収納を守る」を紹介します。
ルール④ 「詰め込みすぎない・7割収納を守る」
収納を整えるうえで欠かせないのが、“詰め込みすぎない”こと。
一見たくさん入るように見えても、ぎゅうぎゅう詰めの収納は出し入れがしづらく、片付けが続きません。
「余白」をつくることで、使いやすさも心のゆとりも生まれます。
余白があると片付けがラクになる
収納スペースには、あえて3割の空きを残すのが理想。
この「7割収納」が、散らかりにくい部屋づくりの基本です。
理由はシンプルで、“空きスペース=調整スペース”だから。
新しいものを取り入れるとき、季節の入れ替えをするときにもスムーズに対応できます。
たとえば、
- 衣類の引き出しは8割入れたらストップ
- 書類や文房具はトレイに1〜2cmの余裕を残す
- 収納ボックスは上まで詰めず、上部に指が入る隙間をつくる
“ちょっと空いている”状態が、次に片付けるときの助けになります。
私も以前は「せっかくのスペースだから」とつい隙間まで詰め込んでいました。
でも、少し余白を残すようにしただけで、取り出すたびにストレスが減り、気持ちまで軽くなりました。
空間に“ゆとり”があると、自然と片付けのリズムも整います。
収納を“いっぱいにしない勇気”が大切
収納を埋めたくなるのは自然な心理です。 空いていると「もったいない」と感じてしまうからです。
でも、収納を使い切ることが快適さのゴールではありません。
むしろ「空きがある=余裕がある」と考えることで、心も空間も軽くなります。
空きスペースは、未来の自分のための“余白”。
新しい暮らし方や趣味、季節の変化に柔軟に対応できるスペースとして残しておきましょう。
収納は「満たす」より「整える」。 7割収納は、片付けを頑張らなくても続けられる秘訣です。
次章では、スッキリを無理なく続けるための仕組みづくり、 ルール⑤「定期的に見直す習慣をつくる」を紹介します。
ルール⑤ 「定期的に見直す習慣をつくる」
片付けは“やる気”よりも“タイミング”が大切です。
どんなにきれいに整えても、そのまま放置してしまうと、少しずつモノが増え、使いにくくなっていきます。
だからこそ、「定期的な見直し」を習慣にすることが大切です。
“使っていない物”を溜めないリセットタイム
見直しの目的は、不要なものを減らすことではなく、今の暮らしに合っているかを確認すること。
「最近使っていない」「存在を忘れていた」ものは、暮らしの変化に合わなくなっている可能性があります。
おすすめは、月に1回・15分の“リセットタイム”。
小さな範囲(引き出しひとつ、棚一段など)でOKです。
たとえば、
- 冷蔵庫のストック棚を確認
- 玄関の靴を並べ替える
- デスクの上を一度まっさらにする
「短時間で終わる」「決まったリズムで続ける」ことが習慣化のコツです。
完璧にやろうとせず、“少し見直す”くらいがちょうどいいペースです。
私も最初は「せっかく片付けたのに、また見直すの?」と思っていました。
でも、小さな見直しを続けるうちに、散らかる前に気づけるようになり、片付けの時間が減ったんです。
続けるほど、暮らしが軽くなるのを実感します。
小さな習慣で、散らかりにくい仕組みを維持
整理や収納は「一度やって終わり」ではなく、暮らしと一緒に育てるもの。
季節・ライフスタイル・趣味などが変われば、必要なものも自然と変わっていきます。
だからこそ、「今の自分に合っているか」を定期的に見直すことで、 収納も無理なくアップデートされていきます。
見直しの習慣を続けるポイントは3つ。
- 小さく始める:一か所だけでOK
- 定期化する:週・月・季節ごとに予定に組み込む
- 完璧を求めない:“気づいたら直す”程度でも十分
このサイクルができると、片付けに時間を取られなくなり、 自然と「散らからない仕組み」ができていきます。
収納は、整えるより“整え続ける”こと。 完璧ではなく、心地よく維持できる仕組みをつくりましょう。
収納習慣を無理なく続けたい方は、関連記事の
収納習慣を続けるコツ|“戻す仕組み”で散らからない部屋にもぜひご覧ください。
次章では、整理や収納に関してよくある疑問をまとめたQ&Aを紹介します。
よくある質問(Q&A)
「片付けてもすぐ散らかる」「続けたいけど時間がない」――そんな悩みを持つ方に向けて、
ここでは“収納をラクに続ける”ためのヒントをQ&A形式で紹介します。
Q. 片付けてもまた散らかってしまいます…
A. それは“戻す仕組み”が整っていないサインです。
収納場所を変えるよりも、「戻す動作を減らす」ことを意識しましょう。
オープン収納やトレイ収納など、ワンアクションで片付く形にするのがおすすめです。
私も「片付けたのにすぐ散らかる」と感じていた時期がありましたが、“戻すだけの仕組み”に変えた途端、自然と続くようになりました。
Q. 忙しくて整理する時間が取れません
A. 一気にやらなくて大丈夫です。
「5分だけ」「1か所だけ」の小さな整理を習慣にする方が続きます。
完璧よりも、“できる範囲で整える”が長続きのコツです。
ほんの数分でも「動いた」という感覚が、自信と余裕につながります。
Q. 家が狭いので、収納場所が足りません
A. 収納を増やすよりも、使う場所の近くに置くことで動線を短くしましょう。
また、「使っていないものを見直す」だけで意外とスペースが生まれます。
関連記事の一人暮らし向け収納レイアウト入門|狭い部屋でも快適に見せる配置術も参考になります。
Q. 家族や同居人が片付けてくれません
A. ポイントは「誰でもわかる定位置」をつくること。
ラベルを貼る・見える収納にするなど、“説明しなくてもわかる”配置にしましょう。
仕組みが共有できれば、片付けが自然に分担できるようになります。
私は家族と暮らし始めたとき、「戻す場所がわかるだけで、協力してくれるようになった」と実感しました。
Q. 散らかっていても気持ちがラクになるコツはありますか?
A. 完璧を目指さず、“戻せる状態”をキープすることを意識しましょう。
少し乱れていても、「定位置さえ決まっている」だけでリセットが簡単です。
収納は見た目より“再現しやすさ”が大切です。
散らかってもすぐ戻せる空間は、気持ちにも余白をくれます。
まとめ|無理なく続けられる収納ルールで“整う暮らし”を
収納をラクにするコツは、頑張ることではなく仕組みを整えること。
5つの基本ルールを意識すれば、片付けが苦手でも無理なくスッキリを保てます。
使う場所の近くに置き、定位置を決め、いらないものを減らす。
詰め込みすぎず、定期的に見直す――。
この小さな習慣の積み重ねが、「片付けなくても整う」部屋をつくります。
私自身も、この5つのルールを意識するようになってから、
「片付けなきゃ」と焦る時間がぐっと減り、暮らしに余裕が生まれました。
完璧ではなく、“続けられる形”が心地よさにつながります。



“戻せる仕組み”と“余白のある収納”が、忙しい日々をやさしく支えてくれます。
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一人暮らしの収納を体系的に学べる、Room Memoの人気シリーズです。基礎から応用まで、暮らしに合った整え方をステップごとに紹介しています。
- 収納の基本|整理と片付けの違いと始め方
- 収納計画の立て方|暮らしに合うスペースづくり
- 収納場所の決め方|動線を考えた配置のコツ
- 収納グッズの選び方|素材・サイズ・耐久性を解説
- 収納の基本 完全ガイド(シリーズまとめ)
全21記事はこちら:収納の基本 完全ガイド
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