Room Memo 「シンク下に食器を入れるのって、衛生的にどうなの?」
そんなふうに悩んだことはありませんか?
一人暮らしのキッチンは収納が本当に少なく、食器の置き場所は頭を悩ませる問題ですよね。
私自身も以前は「シンク下はジメジメしていそう…」と敬遠していましたが、
湿気対策と収納グッズを組み合わせるだけ で、実はもっとも使いやすい「隠れ食器棚」になることに気づきました。
この記事では、デッドスペースになりがちなシンク下を
安全かつ快適な食器収納に変えるためのテクニック を徹底解説します。
この記事でわかること
- シンク下に食器を置くメリット・デメリット
- 絶対に置いてはいけない物(NGリスト)
- 「観音開き」と「引き出し」それぞれの攻略法
- 100均・ニトリで揃う便利グッズ実例
- 虫やカビを防ぐ「湿気対策」のコツ
- よくある疑問(Q&A)
シンク下を味方につければ、狭いキッチンでも料理の準備が驚くほどスムーズになります。
衛生面もしっかりクリアした、あなたにぴったりの収納術を一緒に見ていきましょう。
シンク下に食器はあり?一人暮らしのメリットと注意点
一人暮らしの狭いキッチンでは、収納スペースが限られており「シンク下に食器を置いてもいいの?」と悩む方は多いです。
結論から言うと、条件さえ整えれば「あり」 です。
むしろ、水回りで使うものを足元にまとめることで、家事がスムーズになるメリットもあります。ただし、シンク下特有の環境を理解しておかないと、大切な食器を傷めてしまうリスクもあります。
まずは、メリットと注意点をしっかり押さえておきましょう。
狭いキッチンでの「最短動線」を作る配置のコツ
シンク下に食器を置く最大のメリットは、「洗う→拭く→しまう」の動線が最短になることです。
吊り戸棚や背面の食器棚にしまう場合、洗った食器を持って移動したり、背伸びをする動作が必要ですが、シンク下なら「その場でしゃがむだけ」で片付けが完了します。
特に、以下のような「使用頻度の高い一軍の食器」はシンク下と相性が抜群です。
- 毎日使うお茶碗・汁椀
- 朝食用のパン皿
- よく使うマグカップ
これらを、扉を開けてすぐ手が届く手前側に配置することで、驚くほど準備と片付けが楽になります。
【要注意】湿気・臭い・配管周りに置いてはいけない物
一方で、シンク下は「湿気」と「臭い」がこもりやすい場所でもあります。
排水管が通っているため、どうしても湿度が高くなり、カビや雑菌が繁殖しやすい環境です。
そのため、以下のような食器やアイテムはシンク下への収納は避けてください。
- 来客用の高級な食器(湿気で傷むリスクがある)
- 木製の食器・カトラリー(カビが生えやすい)
- 口に直接触れるストローや割り箸のストック(衛生面で不安がある)
- 食品のストック(未開封の缶詰などを除き、湿気で劣化する)
シンク下に食器を置く場合は、「毎日使って洗うことで、空気が入れ替わる(カビる暇がない)もの」に限定するのが鉄則です。
タイプ別攻略!「観音開き」vs「引き出し」の収納術
シンク下の収納タイプは、大きく分けて「観音開き(扉)」タイプと「引き出し(スライド)」タイプの2種類があります。
それぞれの構造に合った収納グッズを使わないと、無駄なスペースができたり、出し入れがしにくくなってしまいます。
自分の家のタイプに合わせた「正解」の収納術を見ていきましょう。
【観音開き】コの字ラックで「高さ」を区切るのが正解
古い賃貸やコンパクトなキッチンに多い「観音開き」タイプ。
このタイプの最大の悩みは、「高さがありすぎて、上の空間がガランと空いてしまう」 ことです。
食器をただ平積みにしていくと、下の食器が取り出しにくくなり、上の空間はデッドスペースになります。
そこで必須なのが、「コの字ラック」 です。
- 空間を上下に分割することで、収納量が2倍になる
- 下段に重い大皿や鍋、上段に軽い茶碗や小皿を置くのが基本
- 伸縮式のラックなら、排水管を避けて設置できるのでおすすめ
「棚を増やす」イメージで高さを有効活用するのが、観音開き攻略の鍵です。
【引き出し】ファイルボックスで「立てる収納」が鉄則
最近のシステムキッチンに多い「引き出し」タイプ。
こちらは上から全体を見渡せるのがメリットですが、食器を重ねてしまうと「下にある皿が死蔵される(使わなくなる)」 というデメリットがあります。
引き出しタイプの鉄則は、「立てる収納」 です。
- ファイルボックスやディッシュスタンドを使って、お皿を縦向きに並べる
- 上から見て「どこに何があるか」がひと目でわかる状態にする
- お椀やボウルなど、立てにくいものは「浅いトレイ」にまとめて、引き出し内で動かないようにする
「掘り起こす」動作をなくし、「サッと抜き出す」動作に変えることで、使いやすさが格段にアップします。
扉裏も活用!ワイヤーネットでよく使うツールを掛ける
特に観音開きタイプの場合、見落としがちなのが「扉の裏側」です。
ここも立派な収納スペースになります。
100均のワイヤーネットや粘着フックを活用すれば、以下のような「薄くてよく使うもの」の定位置になります。
- キッチンバサミ
- ピーラー
- 計量スプーン
- 鍋敷き
扉を開けるワンアクションだけでツールに手が届くため、調理中の動線もスムーズになります。ただし、重すぎるものを掛けると扉の蝶番に負担がかかるので、軽いもの限定にしましょう。
100均・ニトリで解決!アイテム別・整理アイデア実例
収納グッズにお金をかけすぎる必要はありません。
シンク下収納は「見えない場所」なので、100円ショップ(ダイソー、セリア)やニトリの定番アイテムで十分おしゃれに、機能的に整います。
私が実際に試行錯誤してたどり着いた、アイテム別の「正解」をご紹介します。
平皿・大皿|ディッシュスタンドで縦置きして取り出しやすく
カレー皿やパスタ皿などの「平たいお皿」は、ディッシュスタンドを使った「縦置き」 が圧倒的におすすめです。
実は私も以前は、サイズ違いの皿を何枚も積み重ねて収納していました。
しかし、それだと 「一番下のお皿を使いたい時に、上の皿を全部どかさないといけない」 というストレスが発生します。結局、面倒で一番上の皿ばかり使い、下のお皿はホコリを被る…という悪循環でした。
100均の木製スタンドや、ニトリの「プレートスタンド」を使って1枚ずつ立てるようにしてからは、片手でサッと取り出せるようになり、すべてのお皿を満遍なく使えるようになりました。
お茶碗・汁椀|スタッキングの限界とラック活用の工夫
お茶碗や汁椀など「深さのある食器」は立てられないため、積み重ねる(スタッキング)のが基本です。
ただし、「種類の違うものを重ねない」 のがポイントです。
- 同じ種類のお椀なら重ねてもOK(ただし3〜4個まで)
- 種類が違うなら、ラックで上下に分ける
私は昔、スペース節約のために「丼ぶりの中に味噌汁椀を入れ、その上に小鉢を重ねる」というマトリョーシカのような置き方をしていました。
これだと出すのも戻すのもパズル状態で、崩れて割ってしまった経験もあります。
今は小さな「コの字ラック」を使い、上段に小鉢、下段に丼ぶりと空間を分けることで、ガチャガチャ音を立てずにスムーズに出し入れできています。
カトラリー・箸|トレーを使って混ざらない定位置管理
箸、スプーン、フォークなどのカトラリー類は、仕切りのあるトレー で寝かせて収納しましょう。
一人暮らしだと、つい「マグカップや空き瓶に立てて収納」をしたくなりますが(私もやっていました)、これだと長さの違うスプーンやフォークが絡まり、急いでいる時に目当てのものが取れません。また、シンク下だとホコリも気になります。
- 引き出しタイプの場合: 伸縮するカトラリートレーで隙間なく埋める
- 観音開きタイプの場合: 引き出し式のレターケース(100均や無印良品)を活用する
「スプーンはここ、箸はここ」と住所を確定させるだけで、食事の準備が驚くほど早くなります。
【実体験】衛生面も安心!湿気・虫対策のリアルな工夫
シンク下収納で一番のネックになるのが、「湿気」と、それに伴う「カビ・虫(G)」のリスクですよね。
私も一人暮らしを始めた当初、この対策を怠ったせいで、梅雨の時期に嫌なニオイがこもってしまった失敗経験があります。
しかし、今は2つのルールを徹底することで、年間を通してカラッとした清潔な状態をキープできています。
詰め込みすぎない「7割収納」で通気性を確保する
以前の私は、限られたスペースを無駄にしたくないあまり、パズルのように隙間なく物を詰め込んでいました。
しかし、これが間違いでした。物がギチギチに詰まっていると空気が滞留し、湿気が逃げ場を失ってしまいます。
現在は「収納率は7割まで」と決めています。
- 前後に隙間を作る: 奥の壁が見えるくらいの余裕を持たせる
- 床に直置きしない: すのこやラックで底上げして、下にも空気を通す
これだけで空気の流れが変わり、湿気がこもりにくくなりました。「少しもったいないかな?」と思うくらいスカスカにしておくのが、衛生面では正解です。
除湿シートと定期的な「扉開放」ルーティン
どんなに隙間を作っても、配管がある以上湿気は発生します。そこで物理的な対策も必須です。
私は100均やドラッグストアで売っている「シンク下用除湿シート」を必ず敷いています。
以前、置き型の「水が溜まるタイプ(除湿剤)」を置いていたことがありますが、うっかり倒して水をぶちまけるという大惨事を起こしたため、今はシートタイプ一択です。汚れたら交換するだけなので管理も楽です。
また、「扉開放ルーティン」も効果的です。
- 料理をしていない時(キッチンが乾いている時)に、10分だけ扉を開けておく
- 寝る前に少し開けておく
これを行うだけで、中の空気が入れ替わります。私は週末の掃除機をかけるタイミングで、「ついでにシンク下の扉も全開にして換気する」のを習慣にしています。
よくある質問(Q&A)
最後に、シンク下収納に関してよく聞かれる悩みや、私自身も当初気になっていたポイントをQ&A形式でまとめました。
Q. ゴキブリなどの虫が湧かないか心配です…
A. 「排水管の隙間」を塞ぐのが最強の対策です。
実は、シンク下の虫は「外から入ってくる」ケースがほとんど。その侵入経路が、排水管が床を通る部分の「隙間」です。
私が今の部屋に引っ越してきた時、まず最初にここを確認しました。案の定、隙間が開いていたので、ホームセンターで数百円で売っている「隙間埋めパテ」で埋めました。
この「物理的な封鎖」をしてからは、シンク下で虫に遭遇したことは一度もありません。毒エサを置くよりも効果的でおすすめです。
Q. どうしてもカビ臭い気がする時はどうすればいい?
A. アルコール除菌と「重曹」が効きます。
物をすべて出し、アルコールスプレーで拭き掃除をするのが基本ですが、それでも臭いが取れない時は、空き瓶に「重曹」を入れたものを置いてみてください。
私は以前、湿気取りと一緒に重曹を置いていましたが、消臭効果が高く、嫌なニオイがスッキリ消えました。重曹は湿気も吸ってくれるので一石二鳥です。
まとめ|シンク下は「湿気対策」と「高さ活用」で快適な食器棚になる
シンク下に食器を収納することへの「不衛生ではないか?」という不安も、正しい対策を知っていれば解消できます。
大切なのは、詰め込みすぎない「7割収納」で通気性を確保することと、ラックやスタンドを使って「高さ」を無駄にしないこと。
この2点を意識するだけで、使いにくかったシンク下が、驚くほど快適な収納スペースに生まれ変わります。
「奥のものが取り出しにくい」「なんとなくジメジメする」といった悩みも、ファイルボックスで引き出し式にしたり、除湿シートを敷くといったひと工夫で解決可能です。
まずは100円ショップのアイテムなど、手軽なところから“モノの住所”を決めてあげることから始めてみてください。



湿気対策さえしっかり行えば、毎日使う食器や道具をサッと取り出せる、頼もしい味方になってくれますよ。
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